中世貴族の財産、収入源

【調べる背景】
・貴族ってどういう生物なのかよく分かってないから。
 どうやって金を得ていたのか理解が深まれば、人物像が分かる、共感できると思ったから。


 【収入のカテゴリー】
・領地
 →農地、森林、草地、荘園、鉱山、領地内での商取引

・特権
 →王から与えられたもの。
  税の取り立てする権限。

・現物資産
 →農作物、貴金属。


中世貴族って極悪非道ってイメージあったけど、
領民の共生関係ってことを意識して良さげな感じするんだが。
少なくとも長く続いている家系はそうなんじゃなかろうか。
一方的な搾取は長続きせんやろ。


自分で何かを生み出すというより、誰かが生み出したものを徴収するのが役割だったのかな。
自分には程遠い立ち位置だわ。


【具体的にどんな感じで徴収してたのか?】
・税金
 →ライセンス料として領民や、領内を立ち寄った人間から徴収する。
  土地税、通行税、漁業、狩猟、林業、酒造、商業とか。
  具体的なもんは分からんけど、資産税的なものも徴収していたんだと思われる。


貴族は自分の持っている資産を魅力的にする必要があったのかも。
そうすれば徴収できる金額が増える。


・領民の奉仕
 →無償労働。(収入とちょっと違うけど)
  土木、修繕、雑用、従軍とかでコキ使ってたようなイメージ。
  多分、建前であれ、これはお前達のためだ的な言い訳が少しはあったんじゃなかろうか。


・インフラの使用料
 →水車の粉挽きなんかが一般的?

 →広場での商いなんかもインフラの利用に該当するのか?


・金貸し、投資
 →まんま。
  こっちの場合、土地を貸し出すのではなく貨幣の貸出になってくるが。


【勝てる戦争なら儲かる】
・土地や物資が価値を持つ時代だから。
 略奪や貴族の身代金の要求も儲かる。

 →今よりも気軽に戦争やれる時代だったんだと思う。
  核兵器とかあるわけでもないし、1戦1戦が絶滅戦争に直結したわけではないだろうし。
  (当事者からしてみたら存亡をかけた争いだったかも知れんけど)


科学が進歩しない、クリエイティブなことが求められない時代は、
収奪的な政治でも回るって話かな。