【ライトノベル向け】貴族について

【前提条件】
ライトノベル用の貴族。
中世の世界観をベースに魔法が使える。ハイファンタジー用。


【貴族ってどんな生き物?】
世襲で特権、財産、権力を持っている。
貴族として生まれた方が圧倒的に出来ることが多い。

 →やろうと思えば、領民に無茶振りを強要出来る。
  ある意味でパワハラするのがお仕事みたいな人種だと思われる。

 →求められるのは統治。
  身も蓋もない言い方をするなら、税の徴収がちゃんと出来れば王族も文句言わないんじゃなかろうか。
  割と消費者金融に近い側面ありそう。或いはヤクザ。
  自分の役割として割り切れるドライさとか必要だと思う。結構サイコパスであることを求められそう。
  今よりも自由に暴力を振るえる時代と考えて問題ないと思う。


【貴族は何故、権威を保持出来るのか?】

・人間が社会的な生物だから。

・時間をかけた上下関係の刷り込み。洗脳の結果。
 →洗脳の結果、貴族も領民も考え方がおかしくなっている可能性は高い。
  調子に乗って、反発されて下剋上とかありそうな気がするけど、どうなんだろうか。

 →少なくとも今ほど安定した世の中ではないと思う。ハイファンタジーの世界って。
  今よりも死が身近にある世界だと思う。悪い方に誇張するならベルセルクの世界観だと思う。
 自由とか平等を求められない、求めない時代なのかも知れない。

 今よりもリスクをとる頻度が高そう。そういった決断を定期的に求められているんだと思う。
 ワンチャンかけて大冒険する人間は一定数いると思う。


【最終的に落ち着くところに落ち着きそうな気がする。貴族の収斂進化

・上に立つ人間だから、周りとの協調性を求められると思う。
 少なくとも腹芸が出来る人間が求められるはず。

・腹芸が悪い方向に進むと私腹を肥やす。腐敗するのがお約束の流れかな。
 腹芸が良い方向に進むと奥ゆかしい人物扱いされそう。


【貴族と王様の関係】

・両者の力関係による。

 →拮抗している、王様の方が強い場合はおとなしく恭順する。
  現代風に言うならフランチャイズ契約に近いのかも知れない。もしくはヤクザのみかじめ料

 →これを成立させるために、既に大きな権力構造が出来上がっている必要がある。
  じゃないと、わざわざ王族という本部と契約を結ぶ必要がないから。
  ローマの興隆の背景に入れないなら、まだ統一王国が誕生する前の世界なのかも知れない。
  もしくは古代王国の滅亡とかが、ローマの興隆の代替品になってくるのかな。

 →王様が一定の力を有しているなら、しのぎを掠め取られる代わりに、自分の身を保証される。多少は担保される感じかな。
  煩わしさから幾ばく解放される。サブスクの課金に近い感じなのかも。家賃を払う感覚が近いのかも知れないけど。


【王族との婚姻】
・貴族⇔王族の関係性を盤石にするために婚姻が使われたんだと思う。
 そうなると関係性が深くなるし、争う理由が減るはず。(日本なら江戸時代がそれ?)

 疑問に思うのは、なぜヨーロッパではうまくいかないのか?
 血縁関係あるわりには、あそこの土地、戦争しまくりじゃないか?
 そこら辺は、後でChatGPTでほっとく。


【貴族が王族に協力するメリット】

・最終的には自分にとって得になるなら協力するし、そうじゃないなら反発するで落ち着きそう。

 →協力するメリットは、土地の支配を認められる。
  安定して住民を搾取することが出来る。
  科学技術が進んでないなら、それが一番手堅い方法だったんだろう。